ご無沙汰しておりました、バーニーにへいです。
きたる5月5日(土・祝)、1chance.jp主催のミニ四駆イベント「ミニ四駆カスタムガレージ2018」を開催します。
2012年のジャパンカップ復活を起点とする、いわゆる「第三次ミニ四駆ブーム」も5年以上が経過し、
各地で開催されるレースはスピード、安定性ともこれまででは考えられないほどのハイレベル化が進んでいます。
一方、スピードレースへのカウンターカルチャーであった「コンクールデレガンス」も、
ミニ四駆、あるいはプラモデルの域を超えて現代アートの領域に足を踏み入れつつあります。
ファン層が広がり、費やされた時間と技術が凝縮していく中で、
ハイエンド層とライトユーザー層の間に距離ができてしまうのは仕方がない事です。
しかし、私のように第一次ブーム(1988-1991年)を経験したアラフォー世代からすると、
「ミニ四駆とは本来、小学生のおこづかいでも買えるものだったのではないか」
「改造とは人と競う以上に《自分だけの一台》を作るためのものではなかったのか」
という疑問が大きくなってきました。
「ミニ四駆カスタムガレージ」は、レースが主体のイベントではありません。
またマシンの出来栄えを競うコンペティションでもありません。
一台のマシンに込めた想いを語り合い、聞き、そして共感することを目的としています。
出品されたマシンに対していただいたコメントはステージにて発表させていただく、
あるいは製作者みずからにご登壇いただきこだわりのポイントを解説していただく、
ある意味乱暴、かつ先の読めないイベントです。
でも、こういう先の見えなさこそミニ四駆らしくていいんじゃないかと思うのです。
今回は1chance.jp主催、
そして今話題の分散型SNS「マストドン」の中でミニ四駆を扱ったインスタンスである「ミニ四駆don」の協力を得ての開催となります。
詳しくはイベント公式サイトをご覧ください。
https://mini4wd-custom-garage-2018.herokuapp.com/
皆様のご参加をお待ちしております。